slipstream / BONNIE RAITT

2012.11

今月みなさんにご紹介するアルバムはボニー・レイットの7年振り5月に発売になった新作『slipstream』です。まず何が良いかと言うと、タイトルがイイ!(笑)
 そして1曲目から彼女のスライドギターが冴え渡る心が躍らずにはいられないオープニング。それでいてしっとりと聴かせる切ないラブソングもあったりと、実に良いブルージーさ、ロックだと思いますね!
 ボニー・レイットはまさにブルースウーマンという感じですが、その流れを汲んでると思われるのがシェリル・クロウですよね。ただシェリルよりもどっぷり本格派という感じ。
 ロック・ブルース・カントリー・ソウル・レゲエ・R&B色んな表情を最高にかっこ良く描いているロック姐さんですよね~。
 年齢を重ねるにつれ、声、演奏も味わい深くなってるようにも感じる。やはりこういったジャンルはテクニックだけでなく、その人の持つ人生観がにじみ出て、良い音を作りあげるんですね!
 今年のグラミーでアリシア・キーズとの故エタ・ジェイムズ追悼パフォーマンスが記憶に新しいですが、まだまだ年を重ねてもロック姐さんであり続けてほしいなぁ(^ー^)
 そんな彼女の傑作を秋の夜長の一枚に、是非!!