今月みなさんにご紹介するアルバムは2004年発表のグリーン・デイ7作目のスタジオアルバム『american idiot』です。 グラミー賞のロック部門で最優秀賞を受賞している評価の高いパンク・ロック・オペラ作。 元々は違った作風の音源だったようですが、マスターテープの盗難被害に遭って、その後の気持ちだったり情勢が全く違ったコンセプトアルバムを生み出したようです。オペラ作という事もあって、物語・アルバム全体・楽曲一つ一つにしっかりと起承転結があり音に広がりや深み、そして彼ららしい疾走感もある良いアルバムです♪ しかし、中身を掘り下げていくとオープニングから戦争に対する怒りが表れていますね。 アルバム製作中に起きたイラク戦争に対するものですが、アメリカ人の中でもこの戦争を肯定する者、否定する者とでこの楽曲・アルバムを応援する人、応援しない人 真っ二つに分かれましたね。
どっちが正しいといった答えが出ない難しい問題ですよね。 容易な事ではないけれど平和でいられるのが一番ですね!
僕の好きな曲は「WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER ENDS」です。 静粛の中に凛とした決意が感じられる曲です。
この作品は聴き手によって色んな解釈を生みだします。 あなたはこのアルバムを聴いて何を感じますか!?